「お盆に仏壇のお供え物を持っていきたいが、どんな物を持っていけば良いのかわからない」
このようにお思いの方は多いと思います。
物によってはお供え物として不適切な物もあるため、どのような物がお供え物として適切であるのかを知っておくことは非常に大切です。
そこで今回は、お盆に持っていく仏壇のお供え物として、適切でありおすすめの物と不適切であり避けたほうが良い物をご紹介します。

*おすすめのお供え物とは?
ここではおすすめのお供え物を、食べ物、飲み物、仏前供養に使う物に分けてご紹介します。
食べ物は、常温保存ができ長く日持ちし、後々分けられる物がおすすめです。
お盆の時期は気温が高く、先方の冷蔵庫に持参した物が入りきらないこともあるため、常温保存ができ、また20日以上日持ちする物を持っていくようにしましょう。
また、個装されたお菓子の詰め合わせのように、後々分けられる物を持っていくと、法要などの後に参列者の方々に配れます。
飲み物は、故人の方が好んでいた飲み物がおすすめです。
故人の方がビールを好んで飲まれていたのであれば、ビールを持っていくのも良いでしょう。
仏前供養に使うものとしては、お線香、ろうそく、仏花、提灯、麻がらが代表的です。
先方の状況を踏まえて持っていく物を決めましょう。
*お供え物には向いていない物とは?
これまで、おすすめのお供え物についてご説明してきましたが、物によってはお供え物としては避けたほうが良い物もあります。
ここでは、お供え物には向いていない物を3つご説明します。
1つ目は、日持ちしない食べ物です。
前述したように、お盆の時期は気温が高いため日持ちしない食べ物は腐りやすく、お供え物として向いていません。
また、綿菓子や飴のような室内の温度によっては溶けてしまうような食べ物も避けたほうが良いです。
2つ目は、肉や魚です。
肉や魚は、殺生をイメージしてしまう物であり、仏教の教えから仏壇にお供えする物として不適切であるとされています。
3つ目は、トゲのある花です。
仏壇にお供えする花には、故人の魂を慰めるという意味合いがありますが、トゲのある花は地獄に存在する針山を連想させるため、お供え物として不適切です。
*まとめ
今回は、お盆に持っていく仏壇のお供え物として、適切でありおすすめの物と不適切であり避けたほうが良い物をご紹介しました。
お盆にお供え物を持っていこうとお考えの方は、今回ご紹介したことを是非参考にしてみてください。
また弊社は、90年以上の歴史のある老舗和菓子屋であり、お供え用の和菓子の詰め合わせを販売しておりますので、お気軽にお問い合わせください。