【秋のお彼岸】2022年はいつ?お盆と何が違う?何を食べる?

 

 

 皆様、こんにちは!寶屋遊亀です♪

まだまだ蒸し暑さは続いていますが、夜は涼しくなることが増えてきました。

さてさて、今回は9月の3つ伝統行事(お月見と敬老の日)の最後にあたる「秋のお彼岸」のご紹介です。

 

 

お彼岸は1年に2回あり、1回目が春分の日に合わせて行われる春のお彼岸で、

2回目が秋分の日に合わせて行われる秋のお彼岸です。

 

今年の秋のお彼岸は、9月23日(金)の秋分の日を中心として、

9月20日(火)から26日(月)にあたります。

 

今回は、そのお彼岸について8月にあった「お盆」との違いや

お盆に食べるものをご紹介させていただきます♪

【お彼岸とは?】

 

ご先祖様に関係のある行事の中に「お盆」と「お彼岸」があります。

この2つは似ているようにも思われますが、違いがあります。

 

まず、「お盆」とは8月中旬にあります。

新暦の8月15日を中心に行われる行事で、

「ご先祖様が帰ってくる」という言葉でも表す通り、ご先祖様の霊を迎え入れる行事です。

お墓参りのほか盆棚には夏の野菜や果物、故人様が好きだったものを添えて、

帰ってくるための乗り物としてきゅうりとなすの馬を用意するなど、大々的に飾り付けを行います。

 

 

一方で「お彼岸」とは先述の通り、春分の日と秋分の日のある春と秋にあり、

ご先祖様を供養するための行事です。

春分の日と秋分の日には、ご先祖様が暮らす「彼岸」と私たちが暮らす「此岸」が近づくとされています。

しかし、ご先祖様がこちらへ帰ってくるというわけではないため、お盆のように大きく飾り付けはせず、

「彼岸」に近い場所、つまりお墓参りが中心となります。

【お彼岸の日程】

 

お彼岸は7日間にわたって行われます。

その中心となるのが春分の日と秋分の日です。これを「中日」(ちゅうにち)と呼びます。

 

中日の前に3日間あり、その3日間のうち1日目をお彼岸の「入り」(いり)と呼びます。

今年の秋のお彼岸だと20日(火)になります。

 

そして、中日の後にも3日間あり、1番最後の日をお彼岸の「明け」(あけ)と呼びます。

これは今年の秋のお彼岸の場合、26日(月)になります。

【お彼岸に食べるもの?】

 

秋のお彼岸には「おはぎ」をいただきます。

おはぎを食べる理由として、おはぎの中身である小豆に邪気を払う力があるといわれていることと、

かつて砂糖が高級品であったことから、ご先祖様に感謝して祈りを捧げるという意味が込められています。

またおはぎのもち米には、農作物が豊作になりますようにと「五穀豊穣」の祈願が込められています。

 

春のお彼岸には「ぼたもち」をいただきますが、

「おはぎ」と「ぼたもち」の違いは食べ物そのものにはなく、

名前が異なるだけで、春と秋に咲くそれぞれの花に重ねています。

「ぼたもち」は春の花である「牡丹」に、「おはぎ」は秋の花である「萩」に由来しています。

 

 

おはぎはいただくだけでなく、ご先祖様へのお供えとしても用います。

おはぎの他にも、季節が感じられる芋や栗を使ったお菓子はお供えの後にいただく際、

あんこが苦手な方にも召し上がっていただけるため好適かと思います。

寶屋遊亀では、毎年お彼岸の時期に

「おはぎ」の限定販売をさせていただいております。

今年は9月11日から販売いたします♪

佐賀県産ひよくもち米を蒸しあげ、

選りすぐりの北海道産小豆で

あっさり粒あんとこしあん(きな粉)

の2種類をご用意しております。

 

杭瀬本店とあまがさき阪神店だけでなく、

9月21日(水)から27日(火)の期間で

催事出店させていただく宝塚阪急においても

販売いたします。

 

お彼岸のお供えに是非ご利用いただき、

ご先祖様へ感謝のお気持ちをお伝えください。